聞きやすい日本語なまり
ぼくのご主人たちはおしゃべりをします。
口からでてくる音を聞いて会話がすすんでいきます。
欧米の人もおしゃべりをします。
同じ様に、口からでてくる音を聞いて会話がすすんでいきます。
ぼくのご主人が「英会話」を習いはじめた時のことです。
先生がいわれた単語が、まったく、わからなかったことが、ありました。
日本人なら、だれでも皆、知っている単語です。
でも! まったくわからなかったと、いっていました。
「長いあいだ、学校でならってきたのに」
「なんてなさけない!」
とおもったそうです。
どんな単語だとおもいますか?
「帽子」でした。
発音は日本式でいきますと「ハット」ですね。
でも、どう聞いても、「ヘッ」としか聞こえなかったそうです
。
なんど聞いても、わからないので、書いてもらったそうです。
答えは「hat」まったく簡単な単語でした。
このように、同じ単語でも、口からでた音は日本人と欧米人では
だいぶ違いまーす。
これに対して、ぼくのご主人の友人Kさんの英語は、たいへん
わかりやすいそうです。
Kさんは長年イギリスに駐在され、ビジネス現場で英語を駆使されて
ビジネスにたづさわれてこられました。
Kさんは英語は堪能です。 しかし発音は日本式のため、ぼくの
ご主人にとってはとても聞きとりやすい英語だそうです。
ですから欧米の人の英語よりKさんの英語のほうが、わかりやすい。
という、へんなことになりました。
「日本人と欧米人の発音はだいぶ違う」ということです。
これが、欧米の人の会話がわからない、最大の障害となっています。
やさしい言葉(=単語)も理解できないため、英会話はむずかしいと
考えるように、なったのじゃないですか?
「音がだいぶ、違う」と強くおもうと、外国の人のしゃべっている
ことばが、わかるようになる、第一歩じゃない!
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