知っているようで知らない単語
外国の人とパーティーをしたり、食事をしたりするようになります。
初対面の人がいた場合、まずあいさつをして、おたがいに紹介をします。
ここまでは、練習をしていれば、そんなにむずかしくありません。
比較的スムーズにいくでしょう。
それから、どんな仕事をしているか、家族はどうなのか、趣味はどんな
趣味なの、いろいろなお話がはずんでいきます。
さあこれからが、本領はっきです。
でもこの時、あんがい身近な単語をしらなくて、苦労しちゃうものです。
少しなれてきて、飲み物がたりなくて、「冷たいコーヒーが冷蔵庫に
あるからだして!」といいたいとします。
冷蔵庫をなんていうか、ご存知ですか?
わたしは知らなかったので「クール・ボックス」なんていって
キョトンとされたりしました。
台所の用品や、食器、、料理のことば、親戚のよび方、話題には
よーくでてくるのですが、ほとんど知らないので、こまりました。
経済や政治のむずかしい単語は、あとまわしにして、身のまわりの
単語をおぼえちゃいましょう。
そうすると、ずいぶんお話がはずみますよ。
わたしたちも、ふだんけっこう、たわいのない話をしているでしょう。
べつに外国の人だからといって、特別のお話をするわけじゃないですよ。
ですから、身近な身のまわりの単語を知っているだけで、けっこう
もりあがってお話ができるようになるでしょう。
「どこそこの、こんなお菓子がおいしい」
「このお菓子は、こんな材料で作っているの」とお話すると。
「わたしの国にも、よく似たお菓子がある」と結構もりあがり
お話がつづいていきます。
「こんどいっしょに、食べにいきましょう」
「こんど買ってくるわ」
あんがい、身近な身のまわりの単語を知るって、だいじだとおもわれ
ません。普段つかっているので、おぼえるとまあまあ、わすれないのが
いいです。
身近な身のまわりの単語をしらないと、べつの言葉で説明しなくちゃ
いけない訳です。
そうすると、せっかくもりあがりかけた、お話がストップして、しらけ
ちゃって、あまりよくありませんでした。
お話にもリズムが必要ってことじゃないでしょうか。
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